不登校でした

自己紹介



こんにちは。れーじです。

マルチに引っかかったブログでもちょっとだけ言ったんだけど、
今回は不登校だった頃の話と不登校から抜け出したきっかけの物語です。



不登校になったのは小4くらいなんですけど、きっかけは担任の先生に字の汚さを皆に晒されたからです。「見て!この字!」って

みんなの目線が僕のノートに集中する感じめちゃくちゃ怖かったです。
忘れられない光景。衝撃的でした。

それから人がいるところで字を書きたくなくなって、結果学校に行かなくなりました。
親に言っても字が汚い事を怒られるだけだと思って言いませんでした。

お腹痛いとか体調悪いって言って休みます。ずっとずっとずっと。

たまに登校するんですけど人間関係は問題ないんですよね。
なんでたまに登校してはノートも何も取らない何故か不登校の子。というポジションになります。
変な居心地なんで学校休んだ方が気楽だから休みます。

不登校になる原因って色々あるんと思うんだけど、親に怒られそうで言えないって子はどのくらいいるんだろう。

母からしたら理由もなく学校に行かないんだからそりゃ怒るわけだ。

「なんで行かないの!みんな行ってるのに!」

ごもっともです。反論の余地もない。
僕が字を綺麗に書けるように練習すれば解決だったわけだ。

だけどそうはならなかった。

母から言われたことで一つ覚えていることがあって、
「また顔に泥塗る気か!」ってな感じの事を言われたんです。

当時は不登校で弱ってたのもあって、その時に思ったのが僕の心配より自分(母)の世間体を心配して学校に行くように言ってたのか~って思ったんですよね。

印象的だったから覚えてるんでしょう。

母親との関係もギクシャクし始めました。

小学校生活は行ったり行かなかったりで終了。
中学生になるのですが、、
まぁ何も変わらないです。

休むのが癖になっているのか、最初は結構登校してたんですけど徐々に休み始めます。

だから勉強もできてないし成績も1とか2とか、しまいには※が付いてましたね。

測定不能みたいな?

友達もそんなにいないし、というか学校休んでるんで遊ぶきっかけもなく、
みんなとの距離もどんどん離れていきます。


だからもう家でゲームしては飯食って寝るのがルーティーンになりました。
だって学校行くより楽だから。気持ちが落ち着く。

MMORPGっていうジャンルのゲームにはまってたんですよね。

分かりやすく言うと同じゲームをしている人たちと協力して(一人でも遊べるんだけど)モンスターを倒すゲーム。いわゆるオンラインゲームです。

オンラインだと自分の身分が分からないから気軽に遊べるのですよ。

ネット上の友達もできてそれは楽しかったです。勉強もしなくていいし文字はキーボードで打てるし。
楽しい事しかなかった。


そんな感じで中学も三年生です。マジです。ずっと変わらない生活を三年続けました。


中学三年になると出てくる問題と言えばそう。将来どうするかですよ。

進学か就職か。

勉強してこなかったんで進学なんか絶望的なわけです。

やりたいことも目的もないし、それなら就職でいいかな~みたいな。
自分の人生なのに他人事。

思い返すとむかつきます。なんなんだコイツ。

親が色々調べて不登校でも行ける通信制の高校を発見。
入学するための試験は志望動機の作文と親子面接。

学力が関係ないのと学校に行かなくていいってのでここにしようと思い、
作文制作。親子面談も終えて入学決定。

こうして高校生活の始まり。

通信っていっても年に5回だけ登校しなくちゃいけなくて、でも静かな生徒しかいないので問題なし。

授業は基本パソコン。何時から数学~何時から国語~とか。
普通の高校よりは全然拘束時間は少ない。

学校の授業が終わったらゲームです。

勉強はちゃんと受けてますからそれが終わったらゲームするんです。

高校生活も今までとそんなに変わんないです。

7年間くらい同じ生活してる事になるんじゃ?やばくね?マジで?
書いててびっくりした。本当か自分。7年って。




ですがここで、高校3年になったあたりでちょっとした転機が訪れます。

僕には小学生の妹がいるんですけど、
妹が仲良くしている友達の家族と一緒にバイクのレースを見に行くことになったんです。
なんでバイクやねんって話ですがどっちの父親もバイク好きなんですよね。
友達のお父さんは元yamahaのレーサーみたいですし、父親は昔バイク乗ってたんで。

んで特に興味なかったですけど見に行きました。

ヤバかったんすよ


赤信号が青に変わった瞬間ブバァァァァァン!!!!って爆音がレース会場に響き渡って
一斉に大きいバイクが走り出します。観客の歓声も負けじと聞こえてくる。

体中鳥肌が立ちましたw

録画してたんですけど機種編したときに消しちゃってもうないんですよね~
残しといたらよかった・・・

あの時の光景も音も覚えています。マジで忘れられない。

そしてレースが終わった後こう思うわけです。

「バイク乗りたいなぁ・・・」

はいバイト始めます。数少ない友達にどこで働いてるか聞いてそこで働かせてもらえるようになんやかんやしてもらいます。んで面接。
人が足りてなかったのか速攻合格。その日から働きます。
肉体労働です。初めてのバイトです。怖そうな人いっぱいいます。


でもそんなの気にしている場合じゃねぇ!!!

もうバイク乗りたい気持ちで頭いっぱいです。

とにかくクビにされないようちゃんと働きました。

3ヵ月とかで免許代貯めて教習所へGO。

最短で取りたかったんで一週間教習所のスケジュールに合わせて取るコースにしました。

んで取れましたw

学科は1回落ちたんですけど技能は1発でした。よかった。

でもここで気づく。
「あれ?俺バイク持ってなくね?」

アホっすね。まじで気が付かなかったんですよw免許交付するまでw

バイクで前向きに頑張れたおかげか、自分の進路についても結構真剣に考え始めました。

「バイク乗るんやったら就職だよな・・・進学するにしても俺の学力で行けるのか?」

いろいろ考えて専門学校に行くことにします。

ゲーム好きだったんでゲーム関係の所を探して、結果フィギュアの学科に入ります。



え?フィギュア?なぜ?


そう思ったでしょう。親も同じリアクションしてました。

というのもゲームのキャラクターが作りたかったんですよ。
プログラミングとか難しそうだし。
だからゲームの学科入ろうと思ってたんですけど、
「キャラを作るには人体の構造を理解する必要がある。
その構造はフィギュア学科の方が圧倒的に学べる。」

そう言われて「確かに~!」ってなったんでフィギュアにしました。

バイクに乗りたいって動機だけで進路とか真剣に考え始めたのびっくりです。
なにがきっかけになるか、分かったもんじゃないと思いましたね。

僕の場合、不登校から脱したのは間違いなくバイクとの出会いです。本当に。
ただ乗りたかったから、乗るために頑張ったんです。



学校に行けない理由は沢山あります。



いじめられている。勉強についていけない。先生が怖い。人が多いところが苦手。


本当にいろいろあると思います。僕はどちらかというと軽度の不登校なんじゃないかと思うんです。
字が汚かっただけで、いじめられることもなかったです。

それでも不登校でした。


でもたった一つのきっかけで人生が変わったんです。

客観的に見てどう思いますか?

「え?そんな理由で?」

そう思うでしょう。でも実際そうなんです。

きっかけがあれば変わる事ってできるんだと思いました。

この出来事は「あの時頑張ったじゃん!!」ってなって時々思い返してます。

だからしんどい事があっても、また頑張ろうと思えます。

そしてマルチに引っかかります。アホです。


マルチの記事は別に書いてるのでよかったらぜひ




また書きたい事できたら書きに来ます。

ここまで読んでくれてありがとうございました!



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